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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
430.「やさしむらのかぜ」
土屋富士夫/女子パウロ会

絵本写真

リスさんが持っていたものをコロコロ落とし、それを拾おうとしたブタさんが自分の持っていたものを落とし、それを拾おうとした郵便配達のくまさんが配達中の手紙を落とし、、、、

空にまいあがってしまった沢山の手紙。リスさんもブタさんもくまさんも、自分のせいでと責任を感じて落ち込みます。

すると皆の家に手紙がひらひらと届きます。届けてくれたのは風。やさしむらは風も優しい。最後の風の笑顔がいいです。

とても短いシンプルなお話なんだけど、大事なことが詰まってるような気がします。まわりに優しい気持ちを持てたら、それは風のようにどんどん広がっていくのかも。

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保育園からの帰り道、娘が大きな枯れ葉を拾って何やらしているので、聞いてみたら「風をすくってるの。」だそうです。メロン味だそうです。

2022-06-03-FRI
429.「ノンタンがんばるもん」
キヨノサチコ/偕成社

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図書館で娘が選んできたこの絵本、ノンタンが何か頑張るんだなと深く考えずに読み始めたら。ノンタンが頑張ったものとは、、、!

ブランコから落ちて耳を怪我してしまったノンタン。「大変!血が出てる!」と病院に運ばれます。血が、ていうより耳が半分ちぎれてる!(まずここでびっくり。)

手術の為に麻酔注射を打つことになり、一度は怖くて逃げだすノンタン。でも友達に励まされて「がんばるもん!」と奮い立ちます。ここの気合を入れたノンタンがとてもいいです。(私も気合い入れて読むと子供たちが笑ってくれます。)

そうか、頑張るのは麻酔注射だったのか、としみじみびっくりしつつ、ノンタンは眠っている間にチクチク耳を縫ってもらいます。手術するお話って初めて読んだかもしれない。おもしろかったです。 子供たちも怪我をした時に、ノンタンも頑張ってたなと思い出してくれたらいいなと思います。

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この間息子が小学校の耳鼻科検診で耳垢栓塞(要は耳垢が詰まっている)の診断を受け、耳鼻科に行ってきました。耳鼻科嫌いの息子、小さい頃は3人がかりくらいで抑えて受診してたけど、今は嫌がりつつも一人で頑張るようになりました。成長!でも正直耳の中みても全然見えないし、耳掃除嫌がるし、どうしたもんやら。今度こんな耳鏡でも試してみようと思います。

2022-06-02-THU
428.「ピーのおはなし」
きもとももこ/福音館書店

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作者はうずらちゃんと同じきもとももこさん。この間読んだうずらちゃんが良かったので、借りてみました。

もうすぐ赤ちゃんが生まれるお母さんの為にイチゴを探しに行くピー。途中で川に落ちて溺れそうになるシーンがあるのですが、川の描き方がすごい。こんな川みたことない!とてもきれいなんだけど、激しい流れにピーがのみこまれる様子が伝わってきます。

魚に助けられ、岸にたどりつくピー。やっとイチゴを見つけます。帰りは鳥たちに助けられて川はひとっとび。ここのピーの様子がかわいくておもしろくて、毎回子供たち爆笑です。

この絵本、きもとさんの愛犬ピーをモデルにしたお話なんだそうです。だからなのか、読みながらずっとピーかわいいなぁ、、ってなる絵本です。お話のあちこちに、こっそりうずらちゃんとひよこちゃんが出ているのも嬉しいです。

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今年もミニトマトを育てています。たくさん実がなって少しずつ赤くなってきました。食べるのが楽しみ!

2022-06-01-WED
427.「かいけつゾロリのきょうふのやかた」
原ゆたか/ポプラ社

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いじわる王者を目指して旅を続けるゾロリと、弟子のイシシとノシシ。今回は妖怪学校の先生に「最近誰も妖怪を怖がってくれない。皆が怖がるように妖怪たちを指導してほしい。」と頼まれます。

ゾロリが妖怪を指導するために発明したマシンがすごい。それを使うとゾロリはどんな妖怪にも変身できてしまうのです。最後に作ったピョンシー(キョンシー型巨大ロボット)もすごい。ちなみにこの本は1988年のもの。子供たちはピョンシーに全然ピンときてないけど、キョンシー世代の私はテンション上がります。

でもやっぱり作戦はうまくいかない。その発明の才能を別でいかした方がいいのかも。でも何回失敗してもめげないところがいいのかも。

最近アニメのゾロリもみています。でもアニメのゾロリ、ちょっとかっこ良すぎじゃない!?イシシもノシシもかわいすぎじゃない!?何だかヒーローみたいで、ずるーい感じのゾロリじゃないのが気になりますが、子供たちと毎週楽しみにしています。「分からないことはホニャラララ~許してちょんまげ~♪」がお気に入り。

2022-05-31-TUE
426.「くろくんとふしぎなともだち」
なかやみわ/童心社

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ある日くろくんは、かっこいいバスに出会います。「走ってみてよ。」とお願いすると「道路がないから走れない。」と言うので画用紙に道路を描き、2人で遊びます。次の日に同じ場所にいたのは船。くろくんは画用紙に海を描き、船がその上を走ります。

次の日、他のくれよんたちも一緒に行くと、そこにいたのは新幹線。新幹線に走ってくれるように頼むと、「スピードが速くて危ないから駄目!」と断られます。

あきらめきれないくれよんたちは、くろくんに線路を描いてと迫ります。くろくんは一度は断るものの皆の意見におされて(くろくんも新幹線が走るのを見たい気持ちもあって)線路を描いてしまいます。その後新幹線とくろくんの衝突事故が起こってしまいます。

自分の意見が大多数と違う時、自分の意見を言うのは大人でも難しい。今日何して遊ぶとかくらいならいいけど、危険な事とか嫌な事ならまわりに批判されても、自分の意見を大事にして欲しい。毎回人との付き合い方について考えさせられるくろくんシリーズです。

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この間娘がお絵描きをしていて、「くろくん持ってこないとー。」と言って、夜空を描いていました。

2022-05-31-TUE
425.「コロちゃんはどこ?」
エリック・ヒル 訳:まつかわまゆみ/評論社

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ごはんの時間なのに姿が見えないコロちゃん。お母さんが探しています。ドアをあけたり、かごをあけたり、一緒にコロちゃんを探すしかけ絵本です。コロちゃんのおさんぽと同じく文字がとても大きくて読みやすかったです。

しかけになっているドアなどをめくると、クマ、ライオン、ヘビなどいろいろな動物がいて、「コロちゃんはここにはいない」という意味の事を教えてくれるのですが、その言い方がそれぞれで、同じことを言うのにもいろんな表現ができるんだなとおもしろかったです。似たような言い方でも語尾が違うだけで印象がかわったり。これは日本語訳だけなのか、原文はどんな感じなのか気になります。(ヘビのセリフで毎回子供たちが笑っていたのですが、何て言ってたのか忘れてしまった、、)

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先週の仕事帰り、今年初めてのあじさいを見かけました。もう梅雨でしょうか。今日はくもりと思って洗濯物を外に干してきたのに、お昼から雨が降りだすようでがっくり。

2022-05-30-MON
424.「こまったさんのスパゲティ」
作:寺村輝夫 絵:岡本颯子/あかね書房

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息子が児童会でこまったさんを読んだというのでびっくり。こまったさん、私も子供の時に好きでよく読んでいました。

こまったさんは、料理をしていると不思議の世界に迷い込んでしまうシリーズなのですが、お話の中に料理のレシピが盛り込まれていて、読んでいたら自分も美味しい料理を作れるような気がしてきます。こまったさんのキッチンもとてもかわいくて憧れていたような気がします。

このお話では、スパゲティをゆでていると、いつの間にかまわりが巨大なスパゲティの流れる川になっていて、、、このシーンが懐かしい!こまったさんの相棒、九官鳥のムノくんも懐かしい!

今回こまったさんが作るのはミートスパゲティとボンゴレ。うちで子供に何のスパゲティがいいか聞くと、毎回たらこと言われるのですが、絵本を読んだ後は久しぶりにミートスパゲティを作りました。

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昨日息子が小学校からラピュタを借りてきました。(毎週1回「としょ」という時間があるようです。)この本大きくて分厚いし、頑張って持って帰ってきたなと思います。今朝駅でも、ランドセル背負って同じジブリシリーズの本をかかえた子をたまたま見かけて、頑張れ!!と心の中で応援しました。

2022-05-27-FRI
423.「ポケモンをさがせ! 金銀」
絵:相原和典/小学館プロダクション

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ここ最近の娘のお気に入り。ポケモンの絵探し絵本でシリーズで何冊もでているのですが、この「金銀」はポケモン初心者の私たちでも知っているポケモンがたくさんのっていて楽しめました。

寝る前に読む時は、いちから読んでいたらきりがないので、一人好きなとこを2ページ、探すポケモンは3匹ずつとしています。(ポケモンの数え方は匹でいいのか?)

私が「ピカチュウはどこ?」とか問題を出すのですが、「難しい問題出して!」と言われつつ、早く寝たい時は簡単そうなやつを出してしまう、大人の事情、、、。

あまりに気に入っているので、このシリーズの最新刊「あたらしいぼうけん」を注文してしまいました。今テレビで見ているポケモンが出てくるはず。楽しみです。

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娘作、ピカチュウ。赤いほっぺにすると大体ピカチュウ。

2022-05-26-THU
422.「わんぱくだんのてるてるぼうず」
作:ゆきのゆみこ 上野与志 絵:末崎茂樹/ひさかたチャイルド

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ずっと降り続く雨、わんぱくだんは明日の遠足の為にてるてるぼうずを作ります。そのてるてるぼうずが動きだして、、、

てるてるぼうずの話によると、ずっと雨が続いているのは「ふるふるぼうず」が泣いているせいらしい。「ふるふるぼうずを何とかしてほしい。」と頼まれたわんぱくだんは、てるてるぼうずに連れられて雲の上のおてんきの国に向かいます。

ふるふるぼうずで埋め尽くされた雲の上、なかなかすごい光景です。ちなみに、人間に捨てられたり忘れられたてるてるぼうずが、ふるふるぼうずになるそうなのですが、てるてるぼうずはとっておくものなの?わんぱくだんは生地で作ってたけど、私はティッシュで作ってたし、、てとこが気になりつつですが、、「なんで雨は降るのか」、そういう事って教科書で読んで分かっているつもりでも、体感としては分かっていなくて、想像のお話がいろいろ広がるのかなと思いました。

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これから梅雨、、、雨の日の子供の送迎(自転車)が憂鬱です。少し車も運転できるようになったけど、保育園の駐車場は難易度高すぎて気持ちがどっと疲れるので、濡れた方がましって感じです。早速明日も雨予報。晴れて欲しい!

2022-05-25-WED
421.「妖怪いじわるひょうしき」
土屋富士夫/PHP研究所

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土屋富士夫さんのいじわる妖怪シリーズ、今回の妖怪は「標識」。急いで家に帰る途中のひでくんの前に突然標識があらわれて、普段ないはずの近道を教えてくれました。

そこはもちろん近道なんかじゃなく、出てくる出てくるいろんないじわる標識。何とか逃げ出そうとするひでくんですが、最後はつかまって真っ暗な部屋に閉じ込められてしまいます。

そこで助けてくれたのが緑の人!

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子供たち、そもそも「標識」というものが分かるのか?と思っていましたが、2人共とてもおもしろかったようで。娘は外で避難口を見つけた時、すかさず「緑の人!」と教えてくれます。(お話に出てくる緑の人と実際のマークがちゃんとリンクして分かっているんだなとびっくりしました。)

これを読んだのは3月くらいですが、娘からまた読みたいとリクエストがあり、図書館に予約中です。

2022-05-24-TUE

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