508.「かいけつゾロリのきょうふのカーレース(21)」 原ゆたか/ポプラ社 |
「チョコレートじょう」で対決した、ゾロリの上を行くずるーいブルル製菓のブルル社長とまたまた勝負。今回は、体が小さくなる薬を使ってミニ四駆に乗り込んで、大波乱のカーレースです。 見どころは両チームのミニ四駆。ブルルチームは、町中のおもちゃやから部品を買い占めて、金に物を言わせた高性能マシン。一方ゾロリチームはお金も材料もない、、。でももちろんゾロリはあきらめません。そろばん、ヨーヨー、ストロー、、あるものは何でも使います。つるつる滑る氷ゾーンで、タイヤにイカをまいてチェーン代わりにしていたのには笑ってしまいました。 そして最後まであきらめないゾロリチームがレースに勝利!、、でもやっぱり最後はブルル社長にもっていかれる感じがとても悔しい。子供たちには言わないけど、ブルル社長一回がつんと痛い目にあわないかしらと心の中で思っています。
息子がこの間誕生日でもらっていたミニ四駆(だと思う。)自分で作ったものが動くのは楽しそうです。私もミニ四駆組み立てて、ゾロリに負けないおもしろい改造をしてみたい。
2022-11-30-WED
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507.「リターン 洞くつ壁画のまほう」 アーロン・ベッカー/講談社 |
ジャーニー、クエストに続く3作目。今回はどんな絵が見れるのだろうと、とても楽しみに読みました。 今回は、主人公の女の子のお父さんも魔法の世界へ入り込みます。そしてまた魔法のマーカーを狙う敵に追いかけられ、、、逃げる女の子とお父さんがたどり着いたのは壁画がかかれた不思議な洞窟。そこでお父さんが黒いマーカーを取出し、敵を追い払います。 お父さんがマーカーを取り出した時はびっくり。これは、冒頭で仕事で使っていたやつなのか。お父さんは昔から魔法のマーカーを持っていたのか、娘のピンチに突然持っていたペンが魔法のマーカーになったのか、、。設計士と思われるお父さんの描く魔法は見事でした。 そして、洞窟には今までのお話のシーンが描かれていたのですが、これはどういう意味があるのか、まだ私は答えが見つからないままです。正解はないと思うので、素敵な絵をながめながら、ゆっくり自分だけのストーリーを考えたい。このシリーズ、3部作でこれでお終いとなるのが寂しいです。もう一度ジャーニーから読み返そうと思います。
2022-11-29-TUE
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