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社長の時間 04 恵比寿


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原宿から山手線で2駅、恵比寿で降りる。恵比寿にはウェスティンホテル東京で仕事をして以来15年ぶりである。駅からは恵比寿スカイウォークを通って楽ちんでガーデンプレースまで行ける。途中階下が騒がしかったので覗いてみると、なんとJRA主催で「ウマフェス」なるイベントをやっていた。「エビスダービー」と称して平べったい薄いダービー馬を走らせて投票するのだろうか。東京はかなりまだまだバブリーなんだなって思う。
そのまま歩いて、「東京都写真美術館」まで来た。ここでは3つの写真展がやっているがその2つ。「私を見て!-ヌードのポートレイト」そして「おんな-立ち止まらない女性たち1945-2010」を見てきた。「私を見て!」は連続するテーマに基づいた企画展の第2段でヌードをテーマにポートレイトを追っかけるというもの、企画はそんなに説得力は無いものだけど、展示されている写真はなかなか良かった。階を降りて「おんな展」を見た。こちらの写真展は時代の中の女性を前面に押し出しすぎて個人的にはつまらない思いだった。せっかく日本写真家協会が主催してやる企画展なら終戦から現在に至る女性が時代の中でどう変遷してきたかを写真を通して紹介するようなことをしなくていいと思う。それはフェミニストか歴史家がやればいい。それよりは時代の流れに伴って写真家がいかに女性をどう撮って表現して来たのかの変遷を追って欲しいものだ。ただ木村伊兵衛・常盤とよ子・中村立行・中村正也・細江英公・芳賀日出男等々の写真が一堂に見れるのはおもしろかった。ただ写真って撮る人の手から離れてしまえばただの複製品みたいな感じがするもので、そこのところが難しいなと思わずにはいられない。
東京は意外に涼しい。恵比寿を吹きぬける風が実に気持ちいいので、「サッポロビール恵比寿ビアステーション」というところでガーデンチェアーに座っているとウェーターらしき人が来て「何になさいますか」と言うので何があるのかと聞くとビールがあるというので仕方なく、エビスビールを注文した。琥珀エビスと言うのもあるのだ言うのでそれも注文した。仕方ないので黒ラベルも飲んで、腰を上げた。せっかくなんでサッポロビール本社でも訪問してみようと思ったのだ。いつも受け身だ。
もちろん土曜日なのでサッポロビール本社はやっていないが、隣接した場所に「エビスビール記念館」があったので見てみる。明治20年にサッポロビールがこの地に醸造所を構え、ビールに付けた名前が後に駅名になり地名になって行く。エビスビールの歴史に感動を覚えながら、数十年後にはその地は取り壊されて、自らの手でデベロッパーに売り払われ現在のエビスガーデンプレースとして商業施設と住居エリアの混在するおしゃれな高級住宅地に変貌していくのだ。じつに感慨深い。酔いも廻って来たのでそろそろエビスを後にする。時間がある人は恵比寿ビール記念館のエビスツアーに参加してみればいいと思う。あいにくその日はもう3回先のツアーまで予約で一杯だったが、恵比寿の土地の話からエビスビールの歴史まで紹介してくれてその後、2種類のエビスビールの飲み比べをやって40分も遊んでくれて¥500はお得だと思う。最後の画像は当時のサッポロビール エビス醸造所の復元模型。ちなみに館内でもテイスティングサロンがあるのでお好きな方はどうぞゆっくり。お酒は控えめに!!大阪に戻ります!!!

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