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社長の時間 05 久米島


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今回は久米島マラソンに出場するために久米島を訪れたのだが、そのきっかけは今年5月に訪れた時に久米島にもマラソン大会があるのを知ったからだ。ちょうどホノルルマラソンに出ようかと思っていた頃だからちょうどいいかなというただそれだけだった。ただその時も今回もお世話になったたくさんの皆様がまた何度もここに訪れたくなるような気持ちにさせてくれていることは間違いない。社長の時間今回はまだ元気だったマラソンの前日と、足を引きずって歩いたマラソンの翌日に訪れた様々な場所を中心に紹介することにする。
まずは「比屋定バンタ」、バンタとは崖を意味する言葉で見晴らしがよく遠くにうっすらではあるが砂浜で出来た「はてのはま」という島が見えている。夏は海水浴のメッカだ。5月に訪れた時はあんまり天気が良くなくて吹きっさらしの浜辺でうずくまっていたのだが。
次は「宇江城城跡」、久米島で一番高い山の頂きに今もその石組を残す城跡だが、教えてもらった人によると久米島を含む沖縄のお城というのはその戦略的な意味合いよりもむしろ城内に御嶽(うたき)と呼ばれる神の声を聞くために重要な場所をそこに置くことのほうに注力されているという。琉球王国創生の神アマミキヨに祈る場所としてこの高台が必要とすれば天に一番近い場所を選んだのもわかるような気がする。沖縄本島の首里城にもたくさんの御嶽があり。今はうっそうとした森になっているという。また歴代の城主が一番崇拝した場所はアマミキヨが最初に国作りをしたという沖縄でもっとも気高いとされる島である久高島を望む本島南部にある久高遥拝所(くだかようはいじょ)のある斎場御嶽(セイファーウタキ)である。また2枚の大岩が寄り添う三庫裏(サングーイ)など見どころが多く、今では屈指のパワースポットとして有名である。写真後方遠くに米軍のレーダー基地が今は神の代わりに島を護っているというのか!
3枚目は「ミーフガー」である。マラソンの折り返し地点でおなじみであるが、本当は子宝に恵まれるという言い伝えがあるスポット。男性が拝むとちょっとなんだか・・・。
4枚目は久米島の青空に「久米島の久米仙」ののぼりです。久米島には久米仙酒造と米島酒造があって島内を2分しているということだが、僕は米島酒造を応援している。というかお酒を応援している。
ここからは食べもので行こう。「紅芋天ぷら」読んで字のごとく紅芋を天ぷらにしたものだがこれを食べながら泡盛を一緒に飲むと非常によく合う。現地のものは現地のもので合わせるとうまくいく。
次の写真は、マラソンの前日に久米島の町内でお祭りがあったので晩御飯を食べるついでに寄ってみた、夜店らしきものがちらほら出ていて田場家のチェリーが変わったものを持っていたので写真を撮らせていただいた。かき氷の中に水あめが入っているのだ。こちらでは結構当たり前らしいのだが、僕らからしたら冷たいので水あめがどんどん固まっていくような気がしてならない。写真だけだったので味はわからないが本人たちは気に入ってるようなので・・。
最後は兼城港に浮かぶ朝方の月。5:27分というのがこの時間なのだがまだまだ沖縄は夜が明けるそぶりも見せない。久米島は夏には蛍が飛び交う有数の島だが、月や太陽や星や暗闇がまだまだ力を持っている場所でもある。煌煌と照らされる月に何度もシャッターを切って、瞬く星たちに見とれる。月の力が強いからデジカメでもこんな写真がとれるのだ。あと少しすればこの港から2時間で本島まで行ける高速フェリーが出来るそうだ。
沖縄には何度訪れてもたくさんの発見がある。それはただ沖縄だっただけで世界のどこに行ってもいろんな発見があるのはわかっているんだけれど、なんかまた沖縄に来てまったりと過ごしてしまう。そして最後はありがたい気持ちで帰るのだ。
久米島には他にもまだまだ語りつくせないほどの美しいスポットがあるし、普通に掲載することの出来ないほどのアンダーグラウンドなスポットがある。ぜひみなさんも訪れる時があったなら、1週車で30分ぐらいのこの島を堪能していただき、新しい沖縄の顔に加えていただきたい!

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