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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
640.「かいけつゾロリ ロボット大さくせん(64)」
原ゆたか/ポプラ社

なぞのひこうきで登場したお金持ちの女の子マニーちゃんが、宇宙飛行士グレイと結婚して、宇宙新婚旅行へ出発します。しかしトラブルが発生、2人は宇宙に取り残されてしまい、、

ゾロリは、おならパワー研究家のブーデル博士の作ったロボットで、マニーたちを助けにいくことに!でもそれには、ぴったりシンクロする3人のおならパワーが必要。ゾロリはちょうどイシシとケンカ中なのでした、、以前地球を救ったおならのプロたちも集まりますが、3人のおならがシンクロするというのがとても難しいらしい、、

ちきゅうさいごの日のようにおなら、おならと書くとやっぱりギャグのようですが、ゾロリはマニーたちのために必死なのです。世界の各機関が救出に諦めムードでも、ゾロリは諦めない。この姿勢にいつも励まされます。リミットが迫る中、ゾロリたちは宇宙へ飛び立てるのか、、次作に続きます。

最近の小学生は自主学習なるものがあるようで。自分で課題を考え、自主的に勉強しようという趣旨で、例として漢字、計算、絵、折り紙、キーボード等々、本当に何でもいいらしい。しかしこの「何でもいい」が子供には難しいようで。いろいろ提案してみても、うーん、、、という感じだったのですが、好きな漫画のキャラクターの名前の漢字を勉強したらと言うとやる気が出たようで頑張っていました。興味あることが一番。これからずっと続くらしい自主学習、頑張れ!

2023-09-12-TUE
639.「トリケラトプスとウミトカゲ」
黒川みつひろ/小峰書店

ビッグホーンシリーズ、久しぶりにチェックしたら続きが出ていました。ウミガメの島からの長い旅の末、ようやく仲間の待つみどりの谷にたどり着いた前回、今後どういう展開になるんだろうと気になっていましたが、新シリーズが始まったようです。

新シリーズは「恐竜しんはっけん」。漂流していたデイノケイルスの子ども・ディノを群れに送り届けるため、北米からアジア大陸を旅する物語とのこと。また新しい恐竜との出会いがたくさんありそうです。大きな旅が終わったと思ったら、また新たな旅、、頑張れ!ビッグホーン!

ビッグホーンシリーズは昨年30周年を迎えたそうです。これからも冒険の行方を追いかけたいと思います。

息子作、ロボケラトプス。

2023-09-11-MON
638.「ぽっぺん先生のどうぶつ日記⑤ セミせんそう」
舟崎克彦/パロル舎

まずページをあけても先生がいない、それではみんなで呼んでみましょう。「ぽっぺん先生~!」という下りから始まるこのシリーズ、毎回その登場の仕方に子供たちが「なんでやねん!」とつっこみます。

そして今回のテーマはセミ。せみません。などちょいちょい出てくるセミギャグに子供たちはすっかり心つかまれつつ、、、セミは7年土の中にいて、など聞いたことがありますが、実際には地上で孵化し、しばらくしてから地中にもぐるんだとか。そして地中で過ごす期間は、3年だったり5年だったり種類によってばらつきがあるようです。勉強になります。土の中には、今年出ていくセミだったり来年出ていくセミだったり、いろいろな成長具合のセミがいると思うと何だかすごいなぁと思います。

最近、毎朝通る公園のセミの声がかわったなと思って、さっそく本を開いて調べてみたら、ツクツクホウシでした。夏の終わりに聞こえるんだそうです。そもそも、あの鳴き声を「ツクツクホウシ」と 表現するのもすごい。ハニカムの近くでは、セミの声は聞こえなくなってきましたが、そもそも土の少ないこの辺で孵化した幼虫はどこへ行くのでしょう。読み終えるとセミが気になってくる1冊です。

2023-09-08-FRI
637.「おしりたんてい おしりたんていのこい!?」
トロル/ポプラ社

ラッキーキャットに新しく入ったバイトのベリー。とっても可愛くてベリー目当てのお客が増えるが、何だか怪しい。おしりたんていの様子も何だかあやしい、、それは恋?!実はベリーの正体は怪盗B。おしりたんていのいつもと違う様子に不安になりましたが、やっぱり騙されるわけありません!

2話目は、すずちゃんに「きょうはくじょう」と書かれた手紙が届き、皆で犯人を捜すのですが、これは実は「脅迫状」ではなくて「きょう、はくじょう」しますというラブレター。(なるほど!)脅迫状じゃないならいいよ!(=どうでもいいよ!)というすずちゃんのさっぱり具合が好きです。

おしりたんていシリーズ、2020年に今作が発売されて以来、新作が出ていないようで気になります。新しいお話が読みたい!

9月に入っても相変わらず暑いです。力強い入道雲を見ていると、まあしょうがないか、と諦めのような気持ちになります。

2023-09-05-TUE
636.「キャベたまたんてい からくりにんじゃやしきのなぞ」
作:三田村信行 絵:宮本えつよし/金の星社

巷で大人気のアトラクション「くもがくれ忍者屋敷」。金のがまがえるをゲットできれば成功、失敗すれば高い失敗料を払わないといけない。きゃべたまたんていたちも、謎の忍者風の男「さるとび ごすけ」とチームを組んで、忍者屋敷に挑戦します。

さるとびごすけは実は、500年前から来た本物の忍者。くもがくれ家と因縁があり、くもがくれ家に奪われた金のがまがえるを取り戻しに来たのでした。

500年前のさるとびごすけが、金のがまがえるを取り戻したことによって、きゃべたまたんていのいる「現在」が変化するのですが、息子はその仕組みが気になって仕方ないようで、「ゆっくり考えたいから。」と言われて、何回も読み聞かせする羽目に、、(母、少し飽きる、、)

のび太くんは、ジャイ子と結婚するはずだったけど、しずかちゃんと結婚する未来を作っていくんだって例えを出してみましたが、余計混乱したようです。もう少し大きくなったら一緒に、バックトゥザフューチャーとかターミネーターとか見てみようと思います。

今回忍者に持ってかれて、探偵要素が薄かった気もしますが、子供たち夢中のお話でした。わんぱくだんも忍者から入ったし、忍者は人気!

そんな息子、最近奥歯が横向きに生えてきて、矯正を始めました。口の中に器具がついて、気持ち悪いだの何だのずっと言っていますが、そりゃ大変だろうと想像します。歯、早く真っすぐになって!

2023-09-04-MON
635.「かいけつゾロリのドラゴンたいじ2(63)」
原ゆたか/ポプラ社

かいけつゾロリのドラゴンたいじは、記念すべきシリーズ一作目です。その2が出るなんて!

旅の途中に出会ったアルゼルとマーサは、まさかの宿敵アーサーとエルゼ女王の子供たち。「ドラゴン退治をした英雄」という父を超えたい息子アルゼルは、自分もドラゴンを退治しなければ!と必死な様子、、。ゾロリはそんなアルゼルのために、ひと肌脱ぐことに。いたずらの王者を目指しているわりに、親子問題になると頑張っちゃうゾロリ、好きです。

懐かしのドラゴンメカや大蛇も登場。第一作を読んでから2を読むことをおすすめします。そしてできれば、続けて読むんじゃなくて、少し時をおいてから読むと、登場人物それぞれの人生をいっそう感じられていいと思います。第一作ではひたすらずるかったゾロリの変化も成長でしょうか?

早いもので9月。私のこの夏の思い出は、生まれて初めてカブトムシを手で持ったこと!子供たちと過ごしていると、新しい経験の連続で、次はどんなことがあるやら楽しみです。でもカブトムシはめっちゃ頑張りました。

2023-09-01-FRI
634.「アブナイおふろやさん」
山本孝/ほるぷ出版

アブナイかえりみちの続編になります。今回のほうかごスペシャル探検隊のミッションは、、熱帯の王国ユポポンタに生息する幻の魚人イセン・セババを見つけること!

神聖な祈りの滝に打たれつつ(=シャワー)、紫色の毒の池をくぐりぬけ(=ハーブの湯)、ジジゴンたちに出会い(=おじいちゃん)、奥地でついに5人はイセン・セババを発見するのだった、、、(=馬場先生!)

前作に続き、5人のテンションに引きずられて、読むほうも熱くなってしまいます。何でも真剣に楽しんだもんがち!次作も楽しみです。

息子がLaQで作ったブレイブアサギ号。かっこいい!

2023-08-31-THU
633.「ころべばいいのに」
ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社

「わたしには きらいなひとがいる なんにんかいる」と始まるこの絵本、なかなか絵本では見かけない始まり方です。主人公の女の子は、自分の嫌いな人たちが、石につまづいて転べばいいのに、と考えます。しかし女の子の考えはそこで終わらず、イやな気持ちって何だろう、イやな気持ちの時は何をしよう、、、いろいろ想像が広がっていきます。

まず、「きらいな人がいる」ということを否定しないところがいい。そしてイやな気持ちについてとことん考えつつ、今日はこう思っているけど、明日はまた違うかもしれないわよね、という柔軟さもいい。誰かを嫌だと思うとき、その事だけで頭がいっぱいになりがちですが、この絵本のようにユーモアを持ちつつ考えを広げていけたら、、、大人も勉強になる絵本です。

息子が興味を持って読んでいましたが、最近クラスに苦手な人がいるからなのか。この絵本を読んで、いろいろな対処法を知っておいてくれたらなと思います。

昨日の夕方、空に虹!写真を撮って、2重だったことに気づきました。

2023-08-28-MON
632.「シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる」
おくはらゆめ/童心社

シルクハットぞくは夜中の1時にやってくる。世界中をまわって布団をちょっとだけかけ直してくれる。ほんのちょっとだけ。

シルクハットぞくって何だろうと思いつつも、まず絵の美しさに心奪われてしまいます。シルクハットぞくが駆けるきらめく夜空、ちょっと布団をかけ直してもらった世界、、。美しい。

とはいっても、シルクハットぞくって何だろう。普段何をしているのか、どこに住んでいるのか。何なんだろう、何なんだろう、、、って考えだしていたら、それはもうシルクハットぞくのとりこです。

娘は、寝る前自分が読んであげると言い出し、息子はふとした時にタイトルを口ずさんでいます。とりこです。不思議な余韻を残してくれる絵本でした。タイトルの「シルクハッ」の改行も大好きです。

先日初めてキッズプラザへ。これは、写真を撮られて、そのシルエットが巨大スクリーンにとんでいくというもの。不思議、、。

忍法隠れ身の術!「遊んで学べる子供の博物館」というタイトル通り、科学、環境、スポーツ、社会、世界、等々、数えきれない分野で、子供たちが興味をもつ体験がたくさん。1日楽しめました。

2023-08-25-FRI
631.「まざっちゃおう! いろいろな いろの おはなし」
作:アリー・チャン 訳:小栗左多里/フレーベル館

全く違う個性を持った赤、青、黄の色たち。それぞれ違う町で暮らしていましたが、ある時、青色と黄色が結婚して緑の子が生まれます。色が混じりあうことに大反対の人、初めて見る緑に拒否反応を示す人、、、

小さな友達グループの話から世界の国同士のことまで、あらゆる事に当てはまるだろうこのテーマ、色をモチーフにすることで、素直に読みやすいです。

そして色たちの世界では、緑もいいんじゃない?と考える人も増え、オレンジ、紫、黄土色、翡翠、、たくさんの色が増えていきます。世界にはいろいろな人や物があること、他者を尊重すること、子供たちに伝わってほしいです。

今日は保育園でいろまぜ遊びをするようです。夏はプール以外でも、泥んこ遊び、シャボン玉、洗濯ごっこなど、いろいろな水遊びがあって楽しそうです。うらやましい。

2023-08-25-FRI

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