250.「ぼくのおふろ」 鈴木のりたけ/PHP研究所 |
我が家で人気の「ぼくの~」シリーズ(トイレ、ふとん)。今回のおふろもやっぱり子供達が夢中になっています。 やっぱり出てくる、いろいろなお風呂。読むたびに「今日はこのお風呂にする!」と大盛り上がり。私は迷うことなくマッサージ風呂に入りたいですが、息子は探検風呂、娘は星風呂とかプリン風呂を選ぶことが多いです。 そして今回の犯人は、お風呂の栓を盗んだ「もじゃもじゃあたまのサングラス」。栓を取り返した「ぼく」とお兄ちゃんが夜空を飛びながらお互いの健闘を称えあうシーンは、読むたびに温かい気持ちになります。 「ぼくの~」シリーズ3冊、どのお話も最後に夜空を飛ぶのですが、それがどれもとてもきれいで、わくわくします。どのシーンも大好きです。 「ぼくのおふろ」は延長申請してまだ借りています。まだまだ読みそうです。
最近我が家では、お風呂で人形劇ごっこをするのがブームです。大きなカブや赤ずきんちゃんや七匹の子ヤギ、、、娘にも分かりやすくて一番盛り上がるのは3匹のこぶたです。大体アンパンマンが3番目のこぶた役です。
2021-03-18-THU
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247.「おにはうち!」 作:中川ひろたか 絵:村上康成/童心社 |
ある日園庭の外に「におくん」という男の子がいて、一緒に遊びたそうにしています。そう、におくんは実はおに。そのことに園長先生だけが気が付きます。 その日は節分で、園長先生は「いいおにはうち!」と豆まきします。 少し話がそれますが、最近息子の質問が難しくて、テレビや絵本を読んで「この恐竜は悪いの?」とか「この人は悪いけど優しいの?」とか聞いてきます。 例えば絵本の世界では、ティラノサウルスやオオカミなんかが悪者になりがち、、、鬼もそうです。でも良いティラノサウルスもいます。もっと言えば良いも悪いもありません。ティラノサウルスは肉食だから他の恐竜を襲っているだけで。 息子にはまだ難しいと思いますが、大人になると、自分(主役)にとって都合の良い人が「良い人」だったりします。何でも良い悪いで分けられるものではないのですが、まだ難しいかな、、、 そんな息子の質問に何て答えるのがいいんだろうか、とぼんやり考えていた今日この頃、この絵本は、息子にちょっと考えるきっかけを与えてくれたみたいです。鬼は鬼でもいろいろな鬼がいるんだと。 このお話に出てくる園長先生、「えんそくバス」と同じ園長先生だと後から分かりました。「ピーマン村」というシリーズがあるようで、他のお話も気になります。
2021-03-10-WED
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246.「からすのやおやさん」 かこさとし/偕成社 |
「からすのパンやさん」の続編シリーズ、今回の主人公はリンゴさん。からすのパンやさんの時は小さな女の子で「リンゴちゃん」だったのに、「リンゴさん」です。何だかそれだけでしみじみした気分になってしまいます。 近所の友達を手伝って八百屋をひらくことになったリンゴさん。値段を考えたり、売り方を考えたり試行錯誤します。野菜や果物にかわいい顔を描いて、かわいい名前をつける方法にはなるほど!です。パッケージに惹かれて買ってしまう事、ものすごくよくあります。 このシリーズ、からす一羽一羽にそれぞれに特徴があって表情が豊かで、からす達を見ているだけでも楽しいです。お話の最後、八百屋のシンちゃんと結婚が決まったリンゴさんの嬉しびっくりな様子がかわいくて大好きです。
この絵本を読んだ後、息子が作った作品。リンゴさんたちが野菜を運んでいた荷車だそうです。
2021-03-10-WED
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243.「ないちゃったまねぎ」 わたなべあや/ひかりのくに |
「すっぽんぽーん」や「ありがとまと」 と同じ野菜絵本シリーズ。今回のお話は、スーパーで駄々をこねて泣く玉葱ちゃんに、いろいろな野菜たちが、あれやこれやの方法で声をかけるのですが、その様子が温かくていいなと思います。 外で知らない子が泣いている時、声をかけるのはなかなか難しいのですが、逆の立場で自分の子供が泣いている時、まわりの人(主に通りすがりのおばあちゃん)に声をかけてもらうと、気がそれるのか泣き止む事が多いので有難かったりします。 お話の最後は、玉葱のお母さんの奥の手(?)で玉葱ちゃんも笑顔に戻ります。頑張るお母さんの気持ちが身に染みます。本当にいろいろな作戦が必要なのです。お母さんお疲れ様です!
先日娘が、録画のピタゴラスイッチを見ていて、途中から「見たいやつと違った!」と大泣きする事がありました。ビー玉3兄弟の回を見たかったらしいのですが、時間の関係もあり「途中でかえないよ。」と言うとさらに大泣き。 その様子を見ていた息子が、折り紙でビー玉3兄弟を作って「大丈夫だよ。ここにいるからね。」と娘を慰めてくれました。娘はすっかりご機嫌になって夜も折り紙を握りしめて寝ていました。 この時、こんな慰め方もあるのかと内心びっくり。最近叱り方と慰め方のバランスとか悩む事が多かったのですが、息子のおかげで少し肩の力がぬけたような気がします。
2021-03-01-MON
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