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毎日子供が寝る前に絵本を3冊読みます。ある日ふと思いました。一日3冊、、、一年間に1000冊以上!せっかくなので記録に残してみる事にしました。
250.「ぼくのおふろ」
鈴木のりたけ/PHP研究所

我が家で人気の「ぼくの~」シリーズ(トイレふとん)。今回のおふろもやっぱり子供達が夢中になっています。

やっぱり出てくる、いろいろなお風呂。読むたびに「今日はこのお風呂にする!」と大盛り上がり。私は迷うことなくマッサージ風呂に入りたいですが、息子は探検風呂、娘は星風呂とかプリン風呂を選ぶことが多いです。

そして今回の犯人は、お風呂の栓を盗んだ「もじゃもじゃあたまのサングラス」。栓を取り返した「ぼく」とお兄ちゃんが夜空を飛びながらお互いの健闘を称えあうシーンは、読むたびに温かい気持ちになります。

「ぼくの~」シリーズ3冊、どのお話も最後に夜空を飛ぶのですが、それがどれもとてもきれいで、わくわくします。どのシーンも大好きです。

「ぼくのおふろ」は延長申請してまだ借りています。まだまだ読みそうです。

最近我が家では、お風呂で人形劇ごっこをするのがブームです。大きなカブや赤ずきんちゃんや七匹の子ヤギ、、、娘にも分かりやすくて一番盛り上がるのは3匹のこぶたです。大体アンパンマンが3番目のこぶた役です。

2021-03-18-THU
249.「おばけのバーティー よ~い ドロン!」
文:エリザベス・バグリー 絵:マリオン・リンジー 訳:いしづちひろ/BL出版

バーティ―は怖がりな小さなおばけ。おばけとして誰かを驚かさないといけないようなのですが、自分が驚いてばかり。バーティ―は自分でも驚かすことができる小さな家を探します。

そしてバーティ―は、大きなお城の屋根裏に小さなお城を見つけます。そこには小さな王様とお姫様が住んでいて、バーティ―にこんな感じの事を言います。「あなたみたいな怖そうなお化けが来てくれて嬉しい。今までこのお城にはお化けがいなかったのだから。」

私はこのセリフが気になったのですが、、海外だと一家に一お化けみたいな文化があるのでしょうか。早く寝ないとお化けが来るよ、みたいな事を子供に言う風習があるとか?日本でいう座敷わらし的な、、、??

絵もとてもきれいな絵本でした。おばけだけに(?)バーティ―の体が少し透けているのですが、和紙の切絵のようにふわっとしていて、これまたどうやって描いているんだろうかと気になります。

昨日娘が、突然嵐の歌(聞かせた事のない)を歌いだして、これまた気になっています。 気になることばかり。

2021-03-16-TUE
248.「トリケラトプスとダスプレトサウルス プレトのぼうけんのまき」
黒川みつひろ/小峰書店

もう読むのも何冊目になるのか、トリケラトプスシリーズ。今回はトリケラトプスと友達のダスプレトサウルス親子が主人公です。

ダスプレトサウルスの子供、プレトがトカゲを見つけて追いかけていると、コリトサウルスに卵泥棒と間違えられてしまいピンチに、、、!恐竜の生活は毎日が命がけ。でもそれが当たり前、、、今回は小さなプレトが頑張るお話だったせいか、そんな事をしみじみ考えてしまいました。

息子も娘もお気に入りのこのシリーズ、図書館で順番に借りていっているのですが、最近「図書館に全シリーズ揃っているわけではないぞ。」という事が分かってきて、抜けているお話を私も読みたくて、買おうかどうか悩んでいます、、、。

最近保育園でお昼寝がなくなって、絵本の途中で寝てしまう事も増えた息子。嬉しいような寂しいような。

2021-03-12-FRI
247.「おにはうち!」
作:中川ひろたか 絵:村上康成/童心社

ある日園庭の外に「におくん」という男の子がいて、一緒に遊びたそうにしています。そう、におくんは実はおに。そのことに園長先生だけが気が付きます。

その日は節分で、園長先生は「いいおにはうち!」と豆まきします。

少し話がそれますが、最近息子の質問が難しくて、テレビや絵本を読んで「この恐竜は悪いの?」とか「この人は悪いけど優しいの?」とか聞いてきます。

例えば絵本の世界では、ティラノサウルスやオオカミなんかが悪者になりがち、、、鬼もそうです。でも良いティラノサウルスもいます。もっと言えば良いも悪いもありません。ティラノサウルスは肉食だから他の恐竜を襲っているだけで。

息子にはまだ難しいと思いますが、大人になると、自分(主役)にとって都合の良い人が「良い人」だったりします。何でも良い悪いで分けられるものではないのですが、まだ難しいかな、、、

そんな息子の質問に何て答えるのがいいんだろうか、とぼんやり考えていた今日この頃、この絵本は、息子にちょっと考えるきっかけを与えてくれたみたいです。鬼は鬼でもいろいろな鬼がいるんだと。

このお話に出てくる園長先生、「えんそくバス」と同じ園長先生だと後から分かりました。「ピーマン村」というシリーズがあるようで、他のお話も気になります。

2021-03-10-WED
246.「からすのやおやさん」
かこさとし/偕成社

からすのパンやさんの続編シリーズ、今回の主人公はリンゴさん。からすのパンやさんの時は小さな女の子で「リンゴちゃん」だったのに、「リンゴさん」です。何だかそれだけでしみじみした気分になってしまいます。

近所の友達を手伝って八百屋をひらくことになったリンゴさん。値段を考えたり、売り方を考えたり試行錯誤します。野菜や果物にかわいい顔を描いて、かわいい名前をつける方法にはなるほど!です。パッケージに惹かれて買ってしまう事、ものすごくよくあります。

このシリーズ、からす一羽一羽にそれぞれに特徴があって表情が豊かで、からす達を見ているだけでも楽しいです。お話の最後、八百屋のシンちゃんと結婚が決まったリンゴさんの嬉しびっくりな様子がかわいくて大好きです。

この絵本を読んだ後、息子が作った作品。リンゴさんたちが野菜を運んでいた荷車だそうです。

2021-03-10-WED
245.「プーさんとはちみつ」
講談社

家に子供の大きさくらいのティガーのぬいぐるみがあるのですが、そんなこんなで娘が「ティガーの絵本が読みたい。」と言うので借りてきました。

プーさんがはちみつを食べ過ぎて穴から出てこられなくなるという、プーさんの代表的なお話です。(それ以外のお話をあんまり知らないのですが、、、)

プーさんの他にもラビットとかクリストファーロビンとか、かわいいキャラクターが出てきて、娘も気に入って何度も読んでいたのですが、、、。出てこなかった、ティガー、、、。次借りるプーさん絵本に期待です。

20年くらい前から家にいるティガー。最近娘と仲良し。

2021-03-08-MON
244.「ピヨピヨ はじめてのキャンプ」
工藤ノリコ/佼成出版社

ピヨピヨちゃんたちがかわいいこのシリーズ、今回はキャンプに行くお話です。

森で迷ってしまったピヨピヨちゃんたちですが、助けてくれたのは何と河童!そしてアウトドアについていろいろ教えてくれます。頼もしい河童!基本何でもありの絵本の世界ですが、何だか河童というのが面白くて、何で河童?!と気になってしまいました。

作者はノラネコぐんだんと同じ工藤ノリコさんですが、いつもバックの風景がとてもきれいで、キャラクターのかわいさとのギャップに驚きます。今回は、昼間の爽やかな森、夕日が沈む森、、、時間が経つにつれて色がかわっていく様子がとてもきれいでした。

この絵本を読みながら息子が「すごい発見した!ピヨピヨちゃんに耳つけたらノラネコぐんだんになるんだよ!」と教えてくれました。確かにね!

子供との外出先も限られる今日この頃、我が家もアウトドア化が進んでいます。外で食べるご飯、美味しいですね。

2021-03-05-FRI
243.「ないちゃったまねぎ」
わたなべあや/ひかりのくに

すっぽんぽーんありがとまと と同じ野菜絵本シリーズ。今回のお話は、スーパーで駄々をこねて泣く玉葱ちゃんに、いろいろな野菜たちが、あれやこれやの方法で声をかけるのですが、その様子が温かくていいなと思います。

外で知らない子が泣いている時、声をかけるのはなかなか難しいのですが、逆の立場で自分の子供が泣いている時、まわりの人(主に通りすがりのおばあちゃん)に声をかけてもらうと、気がそれるのか泣き止む事が多いので有難かったりします。

お話の最後は、玉葱のお母さんの奥の手(?)で玉葱ちゃんも笑顔に戻ります。頑張るお母さんの気持ちが身に染みます。本当にいろいろな作戦が必要なのです。お母さんお疲れ様です!

先日娘が、録画のピタゴラスイッチを見ていて、途中から「見たいやつと違った!」と大泣きする事がありました。ビー玉3兄弟の回を見たかったらしいのですが、時間の関係もあり「途中でかえないよ。」と言うとさらに大泣き。

その様子を見ていた息子が、折り紙でビー玉3兄弟を作って「大丈夫だよ。ここにいるからね。」と娘を慰めてくれました。娘はすっかりご機嫌になって夜も折り紙を握りしめて寝ていました。

この時、こんな慰め方もあるのかと内心びっくり。最近叱り方と慰め方のバランスとか悩む事が多かったのですが、息子のおかげで少し肩の力がぬけたような気がします。

2021-03-01-MON
242.「ゴリララくんのコックさん」
きむらよしお/絵本館

ゴリララくんはちくわが好きなコックさんです。どんな料理もちくわに詰めます。一言でまとめるとそんなお話なのですが、子供と大笑いしてしまった絵本です。

息子は絵を見て面白がっていたのですが、私は文章がツボにはまってしまいました。何だか妙な迫力のある言葉、そして、そこで次のページにいくのか、という文章の区切り方、、、やられました。

初めてこの絵本を読んだ時、子供の事で悩んで気分が沈んでいたのですが、子供と一緒に大笑いして元気が出ました。ありがとうゴリララ君。

先日息子が絵本を作ってくれました。私が家の掃除をしていると、風が吹いてきて家が白くなって、最終的には虹色になる、みたいなお話でした。悩む事もたくさんありますが、嬉しいこともたくさんあります。大事にとっておきます。

2021-03-01-MON
241.「タンタンのしろくまくん」
いわむらかずお/偕成社

子供のちょっとした遊びから、世界がどんどん広がっていくタンタンのお話。子供も私もお気に入りのシリーズです。

今回は雪遊びのお話。タンタンが雪のしろくまに乗って冒険します。このお話、「しろくま」にものすごく共感してしまいました。私も子供の頃、いつも雪だるまではなくて、しろくまを作っていたので、、、

その理由を考えてみたのですが、やっぱりタンタンみたいに「乗れる」から?子供は乗って遊びたいのです。アヒルを作ったこともありますが、やっぱりどーんとしたしろくまが安心・安定感があっていい気がします。

雪の森でお化けが出てくるのも何だか分かる気がします。雪がつもった森は、雪でボリュームアップした分迫力があって、何かが隠れていそうな気がします。

この冬は子供達を連れて雪山に行きたいと思っていたのですが、コロナでやめることに。来年は行けますように。タンタンみたいに、雪山で思いっきり遊びたいです。

そんなこんなであんまり冬らしい事をしないまま、もう春。息子が「家にお雛様飾る夢を見た。」なんてプレッシャーをかけてくるので、重い腰を上げて、やっとお雛様を出しました。(窓のシール飾りで済まそうと思っていたわけではないけれど、、、)

2021-02-25-THU

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