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6月28日(火) 燃える甲子園

まず最初にわざわざ僕を甲子園まで引きずって来ていただいた方々に、最大の感謝をすることにする。甲子園球場にはそれでも、なんだかんだ言って年に一回は来ている。

ありがたいことに我が家の周りにはトラキチと呼ばれる人がわんさかいるので、時々こうやって誘っていただくのだ。だからみなさんの足手まといにならないようにいつも頑張って応援しようと心がけている。

本日の試合は伝統の一戦、阪神VS巨人戦・第8回戦。前日の勝利に気をよくしている1塁側アルプス指定席17段101番という、それほど球場に来ない僕でもわかるほどの素晴らしい席を用意していただいて、とんでもないうねりの中に吸い込まれている。

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本日の試合は

3回を終わって1:1、阪神はメッセンジャー、巨人は内海の投げ会いで始まった。好調内海に対し調子を上げてきた阪神打線がどれだけ打ち崩せるかという感じの展開になるはずだったのだが、先に結果を書いてしまえば、この日は阪神ファンにとっては最高の一日になった。

メッセンジャーが自ら同点打をたたき出し、ブラゼルが一カ月ぶりに勝ち越しソロホームランをレフトスタンドへ放ち、鳥谷が打点を挙げ、代打桧山が登場し、榎田⇒小林⇒藤川という系統で押さえると言う阪神豪華フルセットという感じの試合内容だった。

翌日の3連戦の最終日の雨・負けに比べれば雲泥の差というものだろう。それほど好天に恵まれ、試合内容も良かった。

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3回を終わって
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トラッキーは・・・
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準備万端

トラッキーは時々1塁側にやって来ては遊んでくれる、頭が薄く見えるのは気のせいだとは思うが、二軍に落ちた中日ドアラよりも格段にうまくバク宙を決める。

7回裏ともなるとラッキーセブンの風船の準備が始まる、六甲おろしの大合唱とともに風船は放たれ、真っ青な空に飛んでいく。なんとすばらしいアトラクションであろう。

しかし、ここでもヤジはいけない。自分たちで投げといて、一生懸命かたずけている球団関係者に早よかたずけろやと言うのである。よく理解はできないが、もたもたしたら流れが変わってしまうと言うのが阪神ファンの本音なのである。

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風船
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球児登場!
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9回表

阪神の熱烈なファンのヤジはモンスターペアレンツより恐ろしい。嫌いな巨人選手には執拗に襲いかかる。1塁を守備する亀井などは大変だ、亀井と呼びつけられて、無視すんなー、返事せいや~仕事中やぞとか言われる。

坂本などは似合わへんのにサングラスかけんな~といわれ、疑惑の落球の脇屋なんかはもう、詐欺師呼ばわりだ。

ヤジは阪神の選手にも襲いかかる、マートンなんかはまだ2アウトやぞ、3アウトの時はちゃんと言うたるからの~てな感じだ。

でもそんなやじるやつらも、結構いい人が多い。けっこう周りに気を遣っている。悪いヤジにはほかのファンに突っ込まれる。そういう連帯感があるし、ちょっとあったかい所がいいのかもしれない。

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ヒーローインタビュー
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ナイスゲーム
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タイガースショップ

試合は4:2で阪神が快勝し、ヒーローインタビューはブラゼルが立つ。それから六甲おろしと各選手の応援歌を一通り歌い上げて阪神ファンは帰っていく。まさしくこれは一つのエンターテナインメントなんだと本当に思った。

タイガースショップも結構充実していたのでガチャガチャを2回ほどした。甲子園+快晴+ビール+勝利=打ち上げという感じの一日だった。また誘っていただけますでしょうか?

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